2/01/2015

Star Trek:TOS Season 2, Episode 23 The Omega Glory(細菌戦争の果て)

TOS Season 2, Episode 23
The Omega Glory
細菌戦争の果て

"Star Trek" The Omega Glory (TV episode 1968) - IMDb

Stardate Unknown

目的地

惑星オメガ4号星

目的

惑星オメガ4号星で周回軌道上にU.S.S.エクセターがいることを発見し、調査すると乗員がすべて結晶化していた。
残っていた映像ログを元に惑星オメガ4号星に乗船班を転送するとそこではエクセターのトレーシー船長が”艦隊の誓い”を破り内政干渉を行っていた。
カーク船長たちは自分たちも罹患しているエクセター乗員と同じ病気の解明とトレーシー船長の内政干渉を阻止することが任務となった。

結果

カーク船長たちの罹患していた病気は惑星上に長くいたお陰で治っていた。
重大な内政干渉を行ったトレーシー船長は逮捕され有罪となるだろう。
カーク船長は自身の演説でこの惑星で起こっていたヤン人とコム人間の無益な戦争の続きをやめさせ本当の戦いは”権利や自由”の獲得であることを示唆し、これは内政干渉には当たらないと考えた。

日誌

カーク船長「航星日誌 エクセターのトレーシー船長は艦隊でも有数のベテラン船長だ。彼と400名以上の乗員に何が起きたというのか。」
カーク船長「航星日誌 補足 エンタープライズは惑星の軌道上に移動。生涯この惑星を出られない可能性に加え私はさらなる問題に直面した。トレイシーが惑星の内情に干渉しているという疑念だ。船長にとって”艦隊の誓い”は絶対である。自らや乗員の命に代えても規約を守らねばならない。」

異星人

ヤン人
コム人

死者

ギャロウェイ大尉 赤シャツ(トレーシー船長にフェイザー銃で消滅)惑星オメガ4号星上
ヤン人数千人(トレーシー船長にフェイザー銃で消滅)惑星オメガ4号星上

メモ

U.S.S.エクセター/U.S.S.EXETER(NCC-1672)詳細
・半年前に惑星オメガ4号星のある区域を巡回した船
・被害報告はなし。
・現在、船体に損傷は見られず通信に応答しない。
・船内には誰も居ない。ユニフォームのみ残っている。
・シャトルは全機揃っている。
・船長はトレイシー船長
・自動操縦の状態
・トレーシー船長だけが惑星オメガ4号星にとどまり他の上陸班は帰船した。

乗船班はカーク船長、スポック副長、Dr.マッコイ、ギャロウェイ大尉(エクセター機関室へ転送)
ユニフォームと一緒に見つかった結晶状のものはカリウム35%、炭素18%、リン1%、カルシウム1.5%で構成され、人体の96%を占める水分を取り除いたものと同じであることより乗員そのものと思われる。
エクセター中佐医師の映像ログ「ここへ来た者。君たちは死ぬ。船に戻ってはいかん。助かりたければすぐに惑星に降りろ。トレイシー船長が・・・」
エクセター乗船班4名は惑星オメガ4号星へ再転送。
惑星オメガ4号星詳細
・ヤン人とコム人がいる
・ヤン人詳細
(話ができるがコム人とは話は一切しない、村の外にいてコム人にたいして非常に攻撃的であるり死を全く恐れず凶暴、”自由”という言葉を神聖なものとしている)
・コム人詳細
(村の住人で友好的)
・ひどい細菌戦争が過去に起きていたことが確実でウイルスはまだ生きている。
・自然が歳月をかけ免疫物質を生成した。
・惑星の住人は非常に長寿(1000歳を超える場合がある)
・長寿の理由は先祖が細菌戦争後に血液中に抗体を獲得し生き延びた強い抵抗力を持つ人々だったためであり他の惑星の住人には長寿に対してはほとんど効果が無い。
・ヤン人はヤンキー(自由を尊ぶアメリカ人俗称)、コム人はコミュニスト(共産主義者)であり彼らの惑星での戦争勝者はコム人だったためコム人が星を支配していた。
エクセター乗員を殺した病気詳細
・惑星下りたトレーシー船長もかかっておりエンタープライズの上陸班も同様である
・惑星オメガ4号星には病気に対する免疫物質があるようで生きていられる。
・1990年代に地球で行われた最近戦争の実験結果に類似の物質がある。
・Dr.マッコイの解析の結果、この惑星に若干長くとどまれば免疫を得ることが出来るのでエクセター上陸班も数時間長く留まっていれば生きていられた。カーク船長たちも既に病気は治っていた。
トレーシー船長は”艦隊の誓い”を破り内政干渉を行ってヤン人をフェイザー銃で虐殺している。明らかな艦隊規約違反である。
この惑星の住人はいかなる病とも無縁で彼らの持つ免疫物質を解明できれば万人の願いである不老長寿が実現するとトレーシー船長は確信したため”艦隊の誓い”よりも優先されるべきとし司令部に報告する予定であった。
ヤン人クラウド・ウイリアム首長の神の言葉に途中よりカーク船長が引き継ぐ”神の下に作られた民主国家の万人に正義と自由を約束する”
※アメリカ合衆国 忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)
I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.
(私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います)
カーク船長は首長だけ見て良いとされる箱のなかの書類を皆が知るべきものとし読み上げた。アメリカ合衆国憲法の前文である。
「我々合衆国の人民は、完全な連邦、正義の確立、国内の平穏を目指し、防衛に備え、福祉を増進し、我々自身と子孫に自由と恵沢を確保するためにこの憲法を制定する。」
※アメリカ合衆国憲法 前文 (Constitution of the United States/Preamble)
We the People of the United States, in Order to form a more perfect Union, establish Justice, insure domestic Tranquility, provide for the common defense, promote the general Welfare, and secure the Blessings of Liberty to ourselves and our Posterity, do ordain and establish this Constitution for the United States of America.
(われら合衆国の人民は、より完全な連邦を形成し、正義を樹立し、国内の平穏を保障し、共同の防衛に備え、一般の福祉を増進し、われらとわれらの子孫のうえに自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって、アメリカ合衆国のために、この憲法を制定する。)

TOS:細菌戦争の果て - Memory Alpha - スタートレックWiki日本語版

TOS:The Omega Glory (episode) - Memory Alpha, the Star Trek Wiki




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