1/31/2015

Star Trek:TOS Season 2, Episode 22 By Any Other Name(宇宙300年の旅)

TOS Season 2, Episode 22
By Any Other Name
宇宙300年の旅

"Star Trek" By Any Other Name (TV episode 1968) - IMDb

Stardate 4657.5

目的地

ケルバ人のいる惑星
アンドロメダ銀河

目的

救難信号の調査のため惑星に降り立つと2人のケルバ人がいてエンタープライズを渡すよう要求された。ケルバ人はエンタープライズを使いアンドロメダ銀河へ向かうがこれを阻止しエンタープライズ指揮を取り戻すこと。

結果

ケルバ人が持っていない心を惑わすものである各種感覚を彼ら自身が人間の形に変化したがために徐々に持つようになりカーク船長たちはそれを利用しケルバ人同士を感情的にさせ混乱させた。
ケルバ人は短い間にこれだけ人間に近づいてしまった自分たちに気付き、カーク船長たちの説得に応じ侵略者としてではなく惑星連邦の友人として元の惑星に戻り人間として再出発をはかることとなった。
アンドロメダ銀河のケルバ星には無人船を送ってこの話について提案することとした。
指揮権はロージャンからカーク船長にもどり元の惑星に帰還することになった。

日誌

カーク船長「航星日誌 宇宙暦4657.5 エンタープライズではロージャンの命令で船の改良作業は進んでいた。部下のトンプソンを粉々にされた光景が頭からはなれない。」
カーク船長「航星日誌 宇宙暦4658.9 ケルバ人に乗っ取られた船はエネルギー・バリアに接近した。スポックとスコットは最後の手段として私の合図で船を自爆させるつもりだ。」

異星人

ケルバ人(故郷はアンドロメダ銀河)

死者

レズリー・トンプソン事務下士官 赤シャツ(ロージャンに14面体に凝縮変化させられ握り潰された)惑星上

メモ

上陸班はカーク船長、スポック副長、Dr.マッコイ、保安部員シア大尉、レズリー・トンプソン事務下士官
惑星上でケルバ人ロージャンとケリンダのベルトについていた麻痺フィールド操作ボタンにより上陸班は意識のある状態で神経と筋肉だけ麻痺させられた。
ケルバ人が惑星にいた理由は、1万年以内にアンドロメダ銀河が高レベルの放射能に汚染されるためケルバ帝国が調査船を送り征服できる銀河系を探していたため。
ケルバ人詳細
・ロージャン(指揮官/上陸班確保)
・ケリンダ(上陸班確保)
・ハナール(メインブリッジ確保)
・ドレア(エンタープライズ生命維持装置確保)
・トマール(機関室確保)
・自由自在に自分を好きな場所に転送できる。
・人間の形をしているが実際は人間の中に乗り移っている存在である。
・ケルバ帝国は植民地に入植するのではなく銀河系を征服し支配するのが目的である。
・スポックが精神探査で感じた実際の姿は100本ほどの触手を持つ巨大な生物の姿である。
・征服された者もケルバ人同様に守る必要のある非常に厳しい社交儀礼がある。
・ケルバ星にも花に似た「サシエ」という名前の早く生長する結晶がある。
・食事は栄養素の錠剤を飲むだけである。

アンドロメダ銀河までエンタープライズの最高ワープでも数千年かかるがケルバ人がエンジンを改良すれば300年かからずに行くことができる。
銀河間移動の300年ほどの旅でケルバ人は数世代に渡る旅となる。
銀河系に調査に来たケルバ人達は銀河系の端にあるバリアにて船が破損したため救命艇でこの惑星にたどり着いた。
銀河系端のバリアは負のエネルギーで出来ており、そしてまたそこでは通信は遮られる。
上陸班はケリンダにより惑星上のダイバニウムに似ていてずっと密度が高い物質の牢獄に監禁された。(スポック副長によるとフェイザーでも破壊できない物質)
麻痺フィールドは中央プロジェクターから発している。
エミニア星の監視を操ったことのあるバルカンの精神探査で見張り役のケリンダを操ろうとするが未知の力ではね飛ばされ失敗する。
しかし、びっくりしたケリンダが自ら牢獄を開き中に入ってきたのでカーク船長が空手チョップでケリンダを気絶させ麻痺フィールド操作ボタンを奪い逃走したがすぐロージャンに捕まった。
逃げた罰としてハナールが保安部員シア大尉、トンプソン事務下士官を握り拳ほどの大きさの多孔性の14面体に凝縮変化させ、ロージャンがトンプソン事務下士官であったものを握りつぶして殺し、シア大尉は元の人間に戻された。
スポック副長は可能性は非常に少ないと考えていたがカーク船長はDr.マッコイの神経分析機を逆転させ反作用フィールドを作り麻痺プロジェクターを妨害することに賭けた。
スポック副長は自分自身を昏睡状態にすることができる。
Dr.マッコイはスポック副長と共にエンタープライズに戻りスポック副長に病気偽装(レディリア・カサバ熱)のため2ccのストカリンを2回注射し、スポック副長は昏睡状態から目が覚めた。
エンタープライズはケルバ人の改良によってワープ11のスピードを出せるようになった。
ケルバ人のエネルギー源がエンタープライズの機関室で見つかったが惑星上の牢獄と同じで通常の武器では破壊できない物質だった。最後の手段としてスポック副長とスコット少佐はバリアの負のエネルギーとエンタープライズ反応炉の正のエネルギーを混ぜることで船ごと爆破することを考えたが実行しなかった。
バリアを無事抜けるとロージャンはハナールにエンタープライズ不要乗員抹殺計画を開始するよう命令した。
抹殺計画(neutralising operation)で14面体にされてしまった乗員
・ブリッジ(ウフーラ大尉、チェコフ少尉、ハドレー大尉、レスリー大尉、名無し事務下士官)
・通路(名前不明8人)
抹殺計画(neutralising operation)で14面体にされなかったのはカーク船長、スポック副長、Dr.マッコイ、スコット少佐の4名のみである。
心を惑わすものである各種感覚(味覚、触覚、収穫、感情)を排除して高い知能を得たケルバ人のトマールが人間の食事を美味しそうに食べるのを見て、カーク船長達はケルバ人が人間の姿になったため感覚が芽生えたと考えた。
ケルバ人は感覚の扱い方を知らないので彼らの感覚を刺激し混乱させベルトの装置を奪うことを計画した。
感覚刺激方法
・トマール(ソーリアン・ブランデー、ガニメデで見つけた酒、非常に古いスコット少佐の宝物であるスコッチウイイスキーを含めた酒を大量に飲ませ酩酊状態にさせること)スコット少佐担当
・ハナール(貧血気味と診断して興奮剤投与)Dr.マッコイ担当
・ケリンダ(優しさと愛)カーク船長担当
・ロージャン(ケリンダに対する嫉妬心)スポック副長担当

TOS:宇宙300年の旅 - Memory Alpha - スタートレックWiki日本語版

TOS:By Any Other Name (episode) - Memory Alpha, the Star Trek Wiki



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